2014年12月29日月曜日

CACANiトライアル2

 CACANiですが、大掃除の合間を見て、ユーザーマニュアルを読んだり、チュートリアルビデオを見たり、さわってみたりしました。

 起動すると、どうもペンタブレットとの相性が悪いらしく、PCをシャットダウンした後、起動するたびに、ペンタブレットのドライバーを入れ直さなくてはいけませんでした。

 それはともかく、素人が遊びに使う程度であれば、「何これ、楽しい(^.^)」です。

 ただし、他で描いた絵を変換して入力することもできず、jpg形式やpng形式のものは、参照レイヤーに入力し、描画の際の参考にできるだけです。

 また、絵は、ベクターラインでトレスしなくてはならず、さらに、その描き順や方向(上から下になど)も合わせなければいけません。

 とはいえ、キーフレームになる2枚の絵を描けば、中割りを入れてアニメーションにしてくれ、彩色も一枚塗れば同じように塗ってくれるのは、本当でした。

 中割りも、割り方をいくつかの中から指定でき、後で位置を細かく変えることができます。
 この位置をこう動かして、この位置に持っていくという指定のできるFeature Point Toolも用意されており、変化のある動きをつけることもできます。

 また、高度なことをしたければ、キーフレームの絵に見えない部分を描いておくことで、ふりむく動作の時、顔の向こうにある鼻が現れるといったような中割りをいれさせることもできるようです。
 複雑なものの場合は、輪郭だけそろえてSmart Pasteで細部を入れる、グループ化、ボーンツールといった省力化の方法も実装されているようです。


 簡単にアニメーションを作成する方法をメモしておきます。

1)セルバンクのレイヤーに新規レイヤーを作成。必要があればラフレイヤーで下描きをしたり参照レイヤーを参考にして、ベクター線で動きの始まりの絵を描く。(キーフレームとなる。)
 線と線の間に隙間がないように、必要ならクリーンアップしておきます。
(キーフレームの絵は、該当する数字の下に下線がつきます。)

2)その右に、キーフレームを挿入。二枚目の絵として、動きの終了のところの絵を描く。
 先ほどと同じ線の数、同じ線の方向で描きます。(方向を間違えている場合は修正も可能です。)
 こちらも、線と線の間に隙間がないように、必要ならクリーンアップしておきます。

3)2枚のキーフレームの間に適当な枚数の中割りフレームを挿入。

4)セルに中割りを生成する(タイミングというタブのあるパネルで割り方を指定して「Generate」をクリックで作成できます)。

5)再生して「わあ、動いた!」と喜ぶ。

6)色をつける。気に入った色に仕上がったら、自動色塗り「全てのフレーム」でカラーアニメのできあがり!


 トライアルは保存ができませんので、作ったものを保存しておきたければ、ライセンスですね。

 30日 15 シンガポールドル
 90日 35 シンガポールドル
 180日 65 シンガポールドル
 365日 119 シンガポールドル
 無期限 299 シンガポールドル

 2014年12月26日までクリスマスセールで15%オフだった、その前には30%オフもあったとのことですから、たまにセールがかかることもあるようです。
 あくまでもベクター線を動かすアニメーションの作成ツールですので、あとは、なんでも一緒、慣れと手間でしょうか。

 同じ画面内に速い動きと遅い動きを一緒に表現できるのかなど、もう少し試してみたいところです。








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