2018年4月29日日曜日

iPad版のクリップスタジオペイントでアニメを作ろう7 エフェクト(スポットライト)

 iPad版のCLIP STUDIO PAINT を使って、数カット程度のアニメを作っている過程です。
 まずは数秒でいいので、とにかく完成させます。

 清書し、色をつけていく作業は、時間がかかるので、どこにでも持ち運べるiPadには、大きなメリットがあります。すきま時間にちょっと取り出して作業できます。

 自主制作ですから、やってはいけないことはないのですが、部分も見るし全体も見る、という視点を忘れないようにしましょう。

 線の太さが同じカットの中であまり違っていたり、同じカットの中で服が変わってしまう、色が大きく変わってしまうといったことがあると、見たときに違和感が出てしまいます。
 もちろん、違和感を演出するために、わざと変えるのはありです。

 できあがってから編集の時に別のソフトでエフェクトを入れるのもいいかと思いますが、今回は、クリップスタジオペイントで、簡単なスポットライトのエフェクトを入れてみます。

 入れる方法です。

[新規アニメーションフフォルダーを追加]し、エフェクト用の新しいフォルダを作成して、その中に[新規アニメーションセルを追加]します。

 直線を二本上から下に引いて、スポットライトの光と影の境目を作ります。

 塗りつぶしを使って、直線の両方の外側を黒く塗ります。


 黄色い背景を表示するとこんな感じです。


 レイヤーを[覆い焼き(発光)]にし、不透明度を変化させて、光の強さを調節します。


 さらに[新規アニメーションセルを追加]し、移動した位置のスポットライトの光と影の境目を直線で引き、直線の両方の外側を黒く塗りつぶしていきます。
 不透明度はさっき調節した状態と同じになるので、変化をつけてもいいでしょう。

 これを繰り返せば、できあがりです。


 オニオンスキンを使うと、こんな感じです。



 GIFアニメにしてみると、こうなります。








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