2018年4月26日木曜日

iPad版 クリップスタジオペイント 便利な機能、便利な操作

 PC(パソコン)版とは違う、iPad版のCLIP STUDIO PAINT(クリスタ、クリペ)には、タブレット(iPad)ならではの特徴的な便利な機能(便利な操作方法)があります。

■重要


 特に便利なのは、指でタップするだけで、取り消し、やり直しができる点でしょう。

 わざわざPCを使わず、iPadで使うのには、携帯に便利、廉価で液晶タブレット(液タブ)同様の書き心地を得られるといった便利点があるからだと思うのですが、加えて、iPad版のクリップスタジオペイント(クリスタ)には、指でタップするだけの簡単な、とても使いやすくて楽で、使い心地のいい操作があるのも見のがせないのではないでしょうか。

 イラストのプロでも、最後の仕上げはPC版のクリップスタジオ(クリスタ)にしても、ラフやある程度の部分はiPad版のクリップスタジオペイントで、気軽に進められるというのが、すでに使用しての声としてあがってきています。

 本当に、気軽、簡単、楽に楽しめるんです。特に、初心者から、ちょっと試してみたい人、趣味で楽しみたい人。時間のない人には、すごくお勧めです。(介護とか家事とか仕事とかで忙しくても、すきま時間で楽しむことだってできます。ここがすごいんです)

 
 iPad版のCLIP STUDIO PAINT での、特に便利な機能(便利な方法)について、ちょっと書いておきますね。

☆二本指でタップで取り消し


 これは斬新でした。以前だったら、マウスかペンタブ(液タブは持っていないので)で、上部メニューの[編集]-[取り消し]をクリック、または、キーボードのコントロールZ([Ctrt]+[z]、「Ctrl+z」)で取り消し(リドゥ)だったのが、二本の指で今描いていた画面を軽くつつく(タップする)だけで間違えた操作を取り消して一手前に戻れるのです。



☆三本指タップでやり直し


 さらに、三本指で軽く画面をたたく(三本指タップ)。以前だったら、マウスかペンタブで、上部メニューの[編集]-[やり直し]をクリック、または、キーボードのコントロールY([Ctrt]+[y]、「Ctrl+y」)でやり直し(アンドゥ)だったのが、三本の指で今描いていた画面を軽くつつく(タップする)だけで取り消した前に戻れるのです。

 これは、覚えておくとすごく便利です。



■これもすごく便利


☆二本指でキャンバスの拡大・縮小、回転


 誰でも、スマホやタッチパネルを使ってみて、最初にびっくりしたのは、触ることが、パソコンのときのマウスでクリック同様か、それ以上の操作になるということではないでしょうか。
 
 iPad版のクリップスタジオペイントでも、二本指で画面に触れて広げるように動かせばキャンバス(描画する部分)が広がり、二本指で画面に触れてせばめるように動かせばキャンバスが小さくなります。
 また、 二本指で画面に触れて回転するように動かせば、キャンバスが回転します。

 さらに、CLIP STUDIO PAINT では、数多くのパネルも、クリックでドックに収納することができ、画面を広く使うことができます。

 iPadは、とにかくPCのときよりも画面が小さい(9.7インチから、10.5インチ、最大で12.9インチ)ので、どうやって画面を広く使うかが重要かと思います。

 なので、二本指で拡大・縮小できるのは、覚えておくと、すごく便利な機能です。



☆ショートカット


 それから、PCのときには、人によるとは思うのですが、ショートカットキーに、よく使う操作を割り付けて、キーを押すだけでいろいろ操作していたかと思います。

 iPadにも、これがあります。

 iPad版のCLIP STUDIO PAINTを開いて横向きにしてから、画面の右側の、ディスプレイの外から内側に向かって、画面に触れたまま指をすべらせてみてください。

 エッジキーボード・ショートカットキーが開きます。



 これに、よく使う操作を割り付ければ、ショートカットが使えます。

 このiPadのショートカットキーを消すには、ショートカットキーの部分を長押しして右に引き、ディスプレイの外に出します。
 一時的に半透明になってキャンバスと重なることがあるかもしれませんが、落ち着いて。ショートカットキーの部分を長押しして右に引きましょう。
 ショートカットツール(ショートカットボタン)は消えてくれます。

 左側で、ディスプレイの外から内側にむかって、ディスプレイに触れたまま指をすべらせても、エッジキーボード・ショートカットキーを出すことができます。左側も、右と同じように長押ししてディスプレイの外(この場合は左側)に指をすべらせれば、出たショートカットキーは消えます。

 よく使う機能がある場合は、使うと便利だと思います。

 また、指とペンで異なるツールを使用する設定にして、指で長押しするとスポイト(色を取得)にすることもできます。


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旧タイプで pro という表示がないものは Appleペンシルは使えないので注意が必要です。2018年春モデルのiPadは、Appleペンシルに対応しています。
 ちょっと小さめだけど携帯に便利で軽い、9.7インチ。

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 iPad pro/新iPad と、Appleペンシルを一緒に使うと、液晶タブレット(液タブ)のように使えて、しかも手軽です。描いた位置と描画の位置のずれが少なく、気持ちよく描けるので、初心者からお勧めです。

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