この、タイムラインに指定されるセルには、フォルダを指定することもできます。
フォルダ名で指定することで、セルであるフォルダ内にいくつものレイヤーを置くことができるようになり、線画と彩色用のレイヤーを入れるなどなど、使い方が大きく広がります。
◆重要!!
◎タイムラインにはセルとして、フォルダを指定することもできる。◎セルとして指定するフォルダは、必ず[アニメーションフォルダ]の中になければならない。
実際にやってみましょう。
●タイムラインにセルとしてフォルダを指定する
今回は、ラフにそって、線画、彩色用のセルを入れていくフォルダを作りましょう。
清書するカットの冒頭に移動します。
[新規アニメーションフフォルダーを追加]ボタン①をクリックします。
新しいアニメーションフォルダーが追加されます。
フォルダの名前の部分をダブルクリックして、フォルダ名を「清書」に変更します。
つづいて、[新規アニメーションセルを追加]ボタンをクリックし、新しいセルを作成します。
清書フォルダーの中に、新しいアニメーションセル[1]が追加されます。
次に、[レイヤー]パレットで、新しくできたアニメーションセルを長押しして、出てきたウィンドウから、[フォルダーを作成してレイヤーを挿入]をクリックします。
[レイヤーパレット]で、清書フォルダの下に新しいフォルダ[1]ができ、その中にレイヤー[1]があります。
わかりやすくなるように、レイヤー[1]の名前を[線画]に変更します。
◆注意!!
◎この状態では、清書フォルダの下にできた新しいフォルダ[1]がアニメーションセルとなっており、その下のレイヤーは、レイヤーであって、単体ではアニメーションセルに指定されていません。フォルダ[1]の中に、もう一枚レイヤーを追加します。
レイヤーパネル上部の[新規ラスターレイヤー]ボタン①を使用します。
清書フォルダの中のフォルダ[1]の中に、新しいレイヤー[レイヤー1]が追加されました。
このレイヤー1の名前を[カラー]に変更しておきます。
もう一枚[新規ラスターレイヤー]を追加し、名前を[影]としておきます。
この状態で、[新規アニメーションセルを追加]①ボタンをクリックし、新しいセルを作成すると、清書フォルダの中に、セルであるフォルダ[2]が作成され、その下に、先ほどと同じように、[線画][カラー][影]の3枚のレイヤーが作成されます。
タイムラインパレットで位置が一つ右に動いています。
これは、同じタイミングに同じフォルダ内の2つのセルを同時に指定できないためです。
対応するラフの画像の枚数に合わせて[新規アニメーションセルを追加]し、[線画]レイヤーにラフで描いた絵を線画で清書し、[カラー]で色をつけ、[影]で影色(場合によってはハイライトなど)を入れていきます。セルであるフォルダの下には何枚ものレイヤーを入れることができますので、必要があればレイヤーの枚数を増減しましょう。
これを順番に繰り返して、清書します。
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